2024年
・12/27発売『ユリイカ』2025年1月号に、「傷と回復について――ハン・ガン「回復する人間」」という論考を書きました。http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3998
・研究者のゲーム事情:第6回は岩川ありささんと「魔法使いの約束」。物語とトラウマ研究の立場から,魔法使いたちの葛藤を読み解く4Gamer 2024/10/31 08:00公開 https://www.4gamer.net/games/469/G046993/20241029023/
・2024年10月30日、【対談】「吉田恵里香×岩川ありさ〜知ること、調べること、変えてゆくこと」を早稲田大学図書館2024秋Library Weekで開催しました。
・東本願寺出版の月刊『同朋』2024年9月号から掌編小説「一切の幸せ」を連載開始。挿絵・イラストを惣田紗希さんが担当。カイという子どもの2年間の物語。第1回は「新しい名前」。東本願寺出版ホームページ
https://books.higashihonganji.or.jp/prdct_list.html?category_code=26
・「養生する言葉(最終回)田村恵子さんとの対話 : スピリチュアルペイン、スピリチュアルケア」 『群像』 79(8) 261-271 2024年8月 >『群像』2023年7月号から2024年8月号まで、「養生する言葉」を連載しました。https://gunzou.kodansha.co.jp/
「言葉は自分を超えて、誰かの背中を支える。それは、誰かの生を養う言葉、つまり、養生する言葉になるのではないだろうか。これまで積み重ねられてきた養生する言葉によって、自分の生をいたわることができれば、生きのびることができるかもしれない。言葉は時代や社会と結びついているので、生きのびることができる言葉を増やすには、この社会を変えてゆく必要もある。養生する言葉はそのための足場をくれる。」(『群像』2023年3月号、「養生する言葉」)
「大きな言葉、強い言葉ではなく、自分をねぎらい、心のエネルギーを増やしてくれる言葉が人生には必要だ。そこから力をえて生きられるようなちょこんと置かれた言葉。それをわたしは養生する言葉と呼んでみたい。生きるためのヒントとなる言葉、生きることを養ってくれる言葉は背中を支えてくれるだろう。」(『群像』2023年7月号「養生する言葉」第1回)
・「対談 川野芽生×岩川ありさ : 信頼できる物語を生み出すために」川野 芽生, 岩川 ありさ
『すばる』 46(8) 96-113 2024年8月
・「養生する言葉(第12回)看護と文学 」『群像』 79(7) 519-529 2024年7月
・「養生する言葉(第11回)アンラーンの練習 : 学びほぐすことと学び返すこと」『群像』79(6) 442-453 2024年6月
・「養生する言葉(第10回)回復しつづける私たち : 上岡陽江+大嶋栄子『その後の不自由 : 「嵐」のあとを生きる人たち』」『群像』 79(5) 538-547 2024年5月
・「あなたの話が聴きたいです!(特集 子どもの多様性をまもる)」『同朋』 76(4) 18-19 2024年4月
・「養生する言葉(第9回)あなたの話が聴けたらうれしいです : 本を読むことと話すこと」『群像』79(4) 381-390 2024年4月
・「養生する言葉(第8回)災害と養生 : NHKの災害報道、トランスジェンダーと震災」『群像』 79(3) 424-435 2024年3月
・「鼎談 大江健三郎は何度でも新しい」(市川沙央, 岩川ありさ, 菊間晴子)『文學界』78(3) 190-203 2024年3月
・「解離して瀕死—特集 身体がいちばんわからない ; 今のあなたの"身体の状態"を教えてください」『文學界』 78(3) 62-64 2024年3月
・「養生する言葉(第7回)養生と抵抗 : ジュディス・バトラー、スーザン・ソンタグ、岡真理」『群像』 79(1) 374-383 2024年1月
・「セクシュアリティについて語る言葉」『こころの科学』(233) 86-87 2024年1月1日
2023年
・「養生する言葉(第6回)世界を変える言葉 : 文月悠光『パラレルワールドのようなもの』」『群像』78(12) 404-413 2023年12月
・「養生する言葉(第5回)ハードルを下げること、親切にすること : 津村記久子『現代生活独習ノート』、『水車小屋のネネ』」『群像』 78(11) 356-365 2023年11月
・「養生する言葉(第4回)自分の鎖のほどきかた : 中井久夫「執筆過程の生理学」、金城宗幸・ノ村優介「ブルーロック」と書くこと」『群像』78(10) 472-481 2023年10月
・「養生する言葉(第3回)人生の手引き書をつくる : 泥ノ田犬彦「君と宇宙を歩くために」」『群像』78(9) 439-452 2023年9月
・「黎明を見たあなたへ : ヤマシタトモコ『違国日記』」『ユリイカ』 55(12) 55-60 2023年9月
・「養生する言葉(第2回)傷の愛せなさについて話す : ハン・ガン、宮地尚子」『群像』78(8) 435-446 2023年8月
・「書き言葉と声の往還、音楽が響くとき : 大江健三郎『晩年様式集(イン・レイト・スタイル)』論」『日本文学』 / 日本文学協会 編 72(8) 23-35 2023年8月
「養生する言葉(第1回) はじめてトラウマに触れるとき—批評総特集 「論」の遠近法 2023」『群像』78(7) 88-97 2023年7月
・「大江健三郎の「年」と「手紙」 : 「美しいアナベル・リイ」を手がかりにして」『ユリイカ』55(10) 54-61 2023年7月
・「ことば見聞録(第13回)」岩川 ありさ, 川野 里子、『歌壇』 / 本阿弥書店 [編] 37(7) 102-120 2023年7月
・「傷 ハーマン『心的外傷とトラウマ』――あなたの灯火になる言葉」
『現代思想 + 15歳からのブックガイド』52(8) 61-65 2024年5月
・ジェンダー考証 ・NHK ドラマ「育休刑事」 2023年4月18日 - 2023年6月23日
・「養生する言葉」『群像』78(3) 312-321 2023年3月
・共著『ミヤギフトシ物語を紡ぐ』浅沼, 敬子, 星野, 太, 岩川, ありさ, Wuerrer, Stefan, ミヤギ, フトシ。水声社 2023年3月 (ISBN: 9784801006935)
・「生きのびるために必要な場所 川口晴美「閃輝暗点」」 『現代詩手帖』 2023年2月28日
2022年
・「多和田葉子『太陽諸島』書評」『文學界』 2022年12月
・2022年10月4日、初の単著『物語とトラウマークィア・フェミニズム批評の可能性』(青土社、2022年)が発売されました。どうぞお手にとってください。
トラウマ的な出来事を経験した人びとにとって、文学や文化は生きのびるための表現となりうるのか——
多和田葉子、李琴峰、古谷田奈月、森井良、林京子、大江健三郎、岩城けい、小野正嗣といった現代作家の作品を丁寧に読み解き、物語を受けとるという営みとは何か、小説と読者が出会うとはどういうことか、それにクィア・フェミニズム批評はどうかかわるのか、自身の経験とときに重ね合わせながら文学や文化の力を見出していく。気鋭の研究者による、トラウマという語ることがむずかしい経験を語るために物語があるのだということを、そして何より新たな対話の可能性を信じるすべての人におくる、画期的な文学論。(青土社HPより http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3727)
2021年
・ 「図書新聞」第3524号 2021年12月18日号に、下半期読書アンケートを寄稿しました。川口晴美の詩集『やがて魔女の森になる』(思潮社)、内藤千珠子『「アイドルの国」の性暴力』(新曜社)、吉田裕『持たざる者たちの文学史―帝国と群衆の近代』(月曜社)、小林康夫責任編集の雑誌『午前四時のブルー Ⅳ―いま、夜が明ける』(水声社)をあげました。
・文芸誌『APIED アピエ』 vol.38の特集カズオ・イシグロに、「子どもたちと怒りんぼう」という短編小説を寄稿しました。「Little Transwomen」の続編で、オルコット賞を受賞した「私」と妹の英美が、子どもたちの絵の品評会をする「真を探究する会」と戦う物語。トランス差別との訣別のための旅です。http://apied-kyoto.com/book
・『群像』11月号にリービ英雄さん『天路』(講談社)の書評を書きました。「大陸」に魅了され、何度も訪れている、「かれ」が、漢民族の友人とともに、チベット高原をブルーバードで旅する小説集。母の「不在」が胸を揺さぶる、祈りと鎮魂の小説です。「死」の前で言葉を失ったときに訪れる不意の響き。
・2021年9月12日(日)13:30-16:15 日本Lばなし【オンライン開催】 第20話 私が“クィア”を名乗る理由《ゲスト:岩川ありささん》 主催パフスクール
https://paflhistory20.peatix.com/view
・李琴峰さんとのオンライントークイベント、2021年9月3日(金)19:00から。https://peatix.com/event/2717399/view 李琴峰さんの芥川賞受賞スピーチ「生き延びるための奇跡 : 李琴峰 芥川賞受賞スピーチ全文掲載」(nippon.com 2021.9.1)https://www.nippon.com/ja/japan-topics/g01180/
・『文學界』8月号に李琴峰さん『彼岸花が咲く島』(文藝春秋)の書評を書きました。この小説は、宇実と游娜という二人の少女が出会い、お互いがかけがえのない存在だと知ってゆく物語でもあるし、「女語」を憶える拓慈と一緒に、彼女たちが生きる未来を作ってゆく物語だと思う。https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163913902
・多和田葉子さん『穴あきエフの初恋祭り』が文春文庫化されました。2011年から2018年に『文學界』で発表された多和田さんの短編を集めた短編集です。解説を書きました。単行本刊行から2021年までの多和田さんの著作やパフォーマンス、多和田研究の蓄積にも触れた解説です。ぜひお手に取ってください。
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167917234
*解説がwebで読めるようになりました。
https://books.bunshun.jp/articles/-/6384
・2021年7月3日(土)15:00~17:00 連続企画 フェミニズム×トランスジェンダー
第1回「トランスジェンダー差別に抗して:インターセクショナリティとフェミニズム」
主催立命館大学国際言語文化研究所ジェンダー研究会
講師:岩川ありさ(早稲田大学)、司会:中川成美(立命館大学)
→イベント詳細、申し込みは、http://www.ritsumei.ac.jp/research/iilcs/event/
・「住宅街に浮かび上がる「境界」をめぐる問題 岩川ありさが『つまらない住宅地のすべての家』(津村記久子 著)を読む」『週刊文春』2021年6月3日号 →文春オンラインでも読めます。https://bunshun.jp/articles/-/45736?utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=socialLink
・「呼びかけと応答―フェミニズム文学批評という革命」『エトセトラ Vol.5』を寄稿。→https://etcbooks.co.jp/news_magazine/vol5hazimeni/
・短編小説「Llittle Trans women」『APIED アピエ』 vol.37「特集・オルコット『若草物語』new」→詳しくは、アピエ のHPからぜひ! http://apied-kyoto.com/book
2020年
「バラカ」から「薔薇香」へ : 忘却に抗う虚構の強度をめぐって (特集 桐野夏生の小説世界)
思想 (1159) 60 - 79 2020年11月
多和田葉子『まだ未来』 : 未来を夢見てはじめるしかない (総特集 コロナ時代を生きるための60冊) 現代思想 48(11) 265 - 269 2020年9月
多和田葉子の「星座小説」 : 『星に仄めかされて』をめぐって (小特集 多和田葉子) 群像 75(6) 192 - 203 2020年6月
イトー・ターリさん(パフォーマンス・アーティスト) 「『パフォーマンスアート、ならばまず見なくては…』と若桑みどりさんがおっしゃった」 コメンテータ・イメージ&ジェンダー研究会◆日時 2020年5月31日(日)14:00~16:00 当日の映像はこちら。ターリさんのパフォーマンスをたくさん見ることができます。→https://youtu.be/5Le2NZkoNr0
私たちを締め出さない物語 (総特集 フェミニズムの現在) ヤマシタトモコさんへのインタビューです! ヤマシタ トモコ, 岩川 ありさ
現代思想 48(4) 57 - 68 2020年3月
たがいを支えあう言葉の回路 : 岩城けい『さようなら、オレンジ』論 (特集 覚醒するシスターフッド) 文藝 59(3) 292 - 301 2020年
「トランス女性と性暴力被害―私はあえて一人の女が立つのを見つめる」信田さよ子編『女性の生きづらさ---その痛みを語る(『こころの科学』増刊)』pp.139-145 日本評論社 2020年1月
2019年
アイドルと共に生きてきた : King & Princeと高木ユーナ『ドルメンX』 (総特集 日本の男性アイドル) -- (男性アイドルの基点)
ユリイカ 51(18) 124 - 132 2019年11月
『文藝別冊 川上未映子 ことばのたましいを追い求めて』(河出書房新社、pp.170-185)に、作家川上未映子さんへのインタビューをもとにした「川上未映子が選ぶ、9人の笑わない女と10の偏愛」という記事執筆。(2019年11月)
「診断基準マニュアル」と文化翻訳の必要性 : PTSDとGDをめぐって (特集 コンプライアンス社会)
現代思想 47(13) 145 - 152 2019年10月
世界文学・語圏横断ネットワーク第11回研究集会で、「揺さぶり溶け出す規範―性、身体、欲望をめぐる世界文学」を企画し、司会をした。日本近現代文学が専門の泉谷瞬さん、ヴューラー・シュテファンさん、黒岩裕市さん、福尾晴香さんが発表を行った。(2019年9月19日
「前未来形の文学―「近代文学研究」は誰の生にとって重要であるのか」2019.5 日本近代文学会・2019年度春季大会特集「近代文学研究を縛るもの―制度の中の〈正当〉を問う」
「「成長物語」とは異なる未来へ(書評・町屋良平『ぼくはきっとやさしい』)」『文學界』73(5),pp.374-375 2019年5月
多和田葉子さん『雲をつかむ話/ボルドーの義兄』(講談社文芸文庫 pp.426-436)に、「解説 近代百年の日本語表現を反転する試み」を執筆した。(2019年4月)
私は街を歩きたい : インベカヲリ★『理想の猫じゃない』論
JunCture : 超域的日本文化研究 (10) 8 - 17 2019年3月25日
→名古屋大学の機関リポジトリで全文が読めます。
https://nagoya.repo.nii.ac.jp/records/27456#.YLLzBy33ISc
前未来形の文学 : 小野正嗣『獅子渡り鼻』論 (総特集 ジュディス・バトラー : 『ジェンダー・トラブル』から『アセンブリ』へ)
現代思想 47(3) 277 - 288 2019年3月
インタビュー 32年目の名人芸 (特集 吉本ばなな : 『キッチン』『TUGUMI』『デッドエンドの思い出』から「どくだみちゃんとふしばな」まで)
吉本 ばなな, 岩川 ありさ
ユリイカ 51(2) 26 - 45 2019年2月
「悲嘆可能性と前未来」『新潮』116(2) 新潮社 p184-185 2019年2月
創作合評(第514回)「図書室」岸政彦 「戦場のレビヤタン」砂川文次 「ニムロッド」上田岳弘
大竹 昭子, 清水 良典, 岩川 ありさ
群像 74(1) 334 - 350 2019年1月
2018年
創作合評(第513回)「わたしの拾った男」木村紅美 「居た場所」高山羽根子 「壺中に天あり獣あり」金子薫
大竹 昭子, 清水 良典, 岩川 ありさ
群像 73(12) 370 - 385 2018年12月
名前の贈り物 : 『いとしの猫っ毛』シリーズをめぐって (特集 『昭和元禄落語心中』『いとしの猫っ毛』『新宿ラッキーボール』…ばらの咲く10年 雲田はるこ)
ユリイカ 50(16) 219 - 225 2018年12月
創作合評(第512回)「鳥居」石田千 「象牛」石井遊佳 「春、死なん」紗倉まな
大竹 昭子, 清水 良典, 岩川 ありさ
群像 73(11) 352 - 367 2018年11月
「純粋な観察者―芥川龍之介と高橋弘希(書評・高橋弘希『送り火』)」『群像』72(9).pp.342-343 2018年9月
多和田葉子さんと「終わりのない旅の始まり『地球にちりばめられて』(講談社)刊行記念トークイベント多和田葉子×岩川ありさ」を紀伊国屋書店新宿本店で開催。(2018年7月20日)
「並んで歩く人たち(書評・多和田葉子『地球にちりばめられて』)」『文學界』71(7).pp.308-309 2018年7月
戦争の傷を見つめるということ : 「愛」から「愛国詩」へ/「愛国詩」から「愛」へ (特集 『月に吠えらんねえ』の世界) 岩川 ありさ 現代詩手帖 61(6) 58 - 62 2018年6月
変わり身せよ、無名のもの : 多和田葉子「献灯使」論 (特集 挑戦する現代作家たち) 岩川 ありさ すばる 40(4) 164 - 173 2018年4月
「自分と対話すること(書評・李琴峰『独り舞』)」『群像』73(5).pp.312-313 2018年4月
「他者を助け、忘れられ、消え去った人たちの物語(書評・小川洋子『口笛の上手な白雪姫』)」『文學界』72(5) pp.294-295 2018年4月
恋とボルバキア : ままならなさを沈黙させることはできない (総特集 現代を生きるための映像ガイド51)
岩川 ありさ
現代思想 46(4) 218 - 221 2018年3月
「20人が選ぶ「ドキュメンタリー」を再考するための60本(担当箇所「ジェンダー」)」『STUDIO VOICE』(特集「Documentary / Non-Fiction 見ようとすれば、見えるのか?」)、INFASパブリケーションズ p.110 2018年3月
二次元の死に責任を持つこと : 『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』論 (総特集 岡田麿里 : 『true tears』から『とらドラ!』『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』…そして『さよならの朝に約束の花をかざろう』)
ユリイカ 50(3) 236 - 245 2018年3月
「レジスタンスするドレス(書評・藤野可織『ドレス』)」『新潮』115(2)、 pp.328〜329 2018年1月
「今は六等星くらいに見える星が(書評・青山七恵『踊る星座』)」『文藝』57(1)、p.490 2018年1月
2017年
志村貴子における約束 (総特集 志村貴子 : 『敷居の住人』『放浪息子』『青い花』から『淡島百景』、そして『こいいじ』へ)
ユリイカ 49(20) 160 - 169 2017年11月
「「言葉のない言葉」を聴くために(書評・高橋弘希『日曜日の人々(サンデー・ピープル)』)」『新潮』114(11) pp.332-333 2017年11月
「書評・はあちゅう『通りすがりのあなた』」『群像』72(11) 、pp.264-265 2017年11月
コミュニカティブなクィア? : 李琴峰「独舞」を手がかりにして (特集 「コミュ障」の時代)
現代思想 45(15) 186 - 194 2017年8月
どこを見ても記憶がある : 多和田葉子『百年の散歩』論
新潮 114(5) 154 - 157 2017年5月
アムネスティ・インターナショナル日本・総会シンポジウム「"思い込み"から抜け出そう!LGBTと多様な社会を考える」パネリスト(2017.3)
2016年
「愚行の中の叡知(書評・鹿島田真希『少年聖女』)」『文學界』70(11) 、pp.272-273 2016年11月
・学校法人自由学園男子部・平和週間にて「ジェンダーってなに? 自分らしく生きること」講演(2016.9)
Special Talk キャラクターと「わたし」が出会う0.5の場所 川口晴美(詩人)×岩川ありさ(文学・クィア研究者) (特集 2.5次元文化 キャラクターのいる場所) -- (2.5次元 文化領域)
川口 晴美, 岩川 ありさ
美術手帖 : monthly art magazine 68(1038) 120 - 126 2016年7月
境界を愛するということ (フォーラム 対話は可能か?) -- (ライブ Living Together×東京迂回路研究)
Journal東京迂回路研究 : 多様性と境界に関する対話と表現の研究所×東京アートポイント計画 2 44 - 47 2016年3月
ようこそ、この教室へ : 異性愛主義と性別二元論を超えて (特集 性の多様性と学校教育)
高校生活指導 (202) 48 - 51 2016年
2015年
「伝達する身体/記憶する身体—多和田葉子『献灯使』をめぐって」2015.5 日本近代文学会・2015年度春季大会
Text Review ことばの庭 古典文学が紡ぐもの : 絶望を分かち合うことができた先にある希望
早稲田文学. [第10次] (11) 266 - 269 2015年5月
「書評・福間健二『佐藤泰志—そこに彼はいた』」『文藝』54(1) 、p.545 2015年1月
2014年
多和田葉子さんとのトークイベント「朗読、笑い、お話——反対運動におけるユーモアの住処としての身体と言語」を書店B&Bで開催。(2014年11月7日)
「山﨑眞紀子『村上春樹と女性、北海道。』」『日本近代文学』91 日本近代文学会、p.282 2014年11月
「セルフポートレート」の方へ : 「イケメン」をめぐるポリティクス (総特集 イケメン・スタディーズ)
ユリイカ 46(10) 84 - 91 2014年9月
「文学に何ができるか? 『震災後文学論』という視座から」2014.5 第13回日本トラウマティック・ストレス学会
「語りえない彼女の物語―岩城けい『さようなら、オレンシジ』論」山田広昭編『言語態研究の現在』東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻 七月堂 pp.30-40 2014年3月
2013年
岩川ありさ、秦美香子、守如子、杉本ジェシカ、藤本由香里「愛したものの総体を「わたし」と呼ぶー「BL短歌」とクィア・リーディングの実践を通じて」2013.12 日本近代文学会・2013年度12月例会国際研究集会「日本近代文学のインターフェイス」
岩川ありさ、陳晨、エマニュエル・コスタ、飯田祐子「グローバル時代の日本語文学とフェミニズム文学批評」2013.10 日本近代文学会2013年度秋季大会
・東京大学教養学部・大学院総合文化研究科・言語情報科学専攻・設立20周年記念シンポジウム「世界文学とジェンダー」を企画し、作家の小野正嗣さん、同専攻准教授の竹峰義和さんとパネリストとして登壇した。(2013年10月12日)
・トラウマと文学 : 女性たちが語りはじめる
UTCP Uehiro Booklet (2) 59 - 72 2013年10月 →東京大学の機関リポジトリで、全文が読めます。https://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/records/37543#.YLLzYi33ISc
・阿部輝夫さん、針間克己さん、東優子さん、石原孝二さんが登壇したシンポジウム「性同一性障害」の行方」(「共生のための障害の哲学」第11回研究会、東京大学大学院総合文化研究科附属共生のための国際哲学研究センター・上廣共生哲学寄附研究部門)を企画し、司会を行った。(2013年7月25日)
「救われるということ-小野正嗣の文学を中心に」2013.7 日本文学協会・第33回研究発表大会
ドラァグ・クィーンとしての鬼束ちひろ : 「共感共苦」という原理 (特集 鬼束ちひろ)
ユリイカ 45(6) 119 - 125 2013年5月
「トラウマと物語-文学テクストに刻まれた言葉を通じて」2013.5. 第12回日本トラウマティック・ストレス学会
「記憶と前未来 : 林京子「祭りの場」と「長い時間をかけた人間の経験」をつないで」言語情報科学 (11) 191 - 203 2013年 →東京大学の機関リポジトリで、全文が読めます。
https://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/records/16539#.YLLznC33ISc
2012年
東京大学言語態研究会シンポジウム「女性たちのエクソフォニー-多和田葉子さんを迎えて」を企画し、作家の多和田葉子さん、ドイツ文学者の松永美穂さん、エリス俊子さん、武田将明さんと登壇した。(2012年11月5日)
境界の乗り越え方 : 多和田葉子『容疑者の夜行列車』をめぐって